会報『あすなろ』2015年6月号

支部長の独り言 『リラックス~』

いつも「根性だ」とか「いざ鎌倉」だとか(そういう気持ちも大切ですが)人生張り詰めてばかりいては疲れてしまいますので、今回はゆるく行きたいと思います。

日本人の肌は「世界で最も美しい」と言われています。それは、日本人の入浴法に理由があります。夏場でも乾燥している大陸では、かいた汗がすぐ蒸発してしまい、じとじとすることがありません。なので入浴と言っても、ゆっくり湯船につかることはほとんどなく、シャワーを浴びて済ませてしまう場合が多いです。ですから毛穴の奥に入り込んだ汚れはなかなか取れず、汗や皮膚のかすを栄養源として細菌が繁殖し、肌荒れや臭いの原因となります。ですから香水の文化が生まれました。(日本でも平安時代など、入浴の習慣のなかった頃は、貴族の女性は臭いを隠すため匂い袋を携帯していました)一方日本は高温多湿で、かいた汗がなかなか蒸発せず、肌がべとつきます。そこで“ゆっくり湯船につかって”という入浴法が確立されました。ゆっくり湯船につかることで、筋肉の緊張がやわらぎ、毛穴にたまった汚れも排出されていきます。更に、湯船にのんびりつかる入浴法は、体にたまった疲労を取る効果があり、世界中で日本式の入浴法が広まっています。

疲れの取れる入浴法

就寝1時間半前(お風呂で上がった体温がゆっくり下がっていき、ちょうどいいタイミングで自然な眠りにつける)に、40℃以下のぬるめのお湯(心身を沈静化させる副交感神経に作用し、ストレス軽減に役立つ)にゆっくり20分ほどつかる。この時、お湯の量はみぞおちまで。寒い日には肩までどっぷり浸かりたい!と思いがちですが、湯量が多いと静水圧が大きくなり体に負担がかかるといいます。入浴剤は炭酸ガス系がお勧め。お湯に溶けた炭酸ガスは皮膚から吸収され皮下に入り、血管を拡張させるので、血圧が下がり全身の新陳代謝がよくなり、疲れの回復を促進します。

ストレスは…

あと疲れには、精神的な疲れがあります。近年では肉体の疲れも、この精神的な疲れからくる場合が多いようです。この対処法は2つあると思っています。1つは笑顔でいることです。何事もポジティブシンキング(前向きの発想)です。コップにジュースが半分あるとします。もう半分しかないと思うか、まだ半分もあると思うか。同じ現象も、見方によって全く違ったモノになります。辛いときも笑顔を作ると、脳がだまされ、気が楽になります。もう1つは、意外かも知れませんが(背骨を立てる)姿勢です。背骨が曲がったままだと、頭の重みで顔が下を向いてしまいます。人間下ばかり向いていると、どんどん暗くなってしまいます。ですから、背骨をシャンとして歩きます。それだけで、気分は爽快。つまらない考えは失せてしまいます。悩んでも悩まなくても、いいことも悪いこともやってきます。ケセラセラQue sera, sera(成るようになる。自分の意思こそが物事に意味を与えるんだ)と気楽に行きましょう。

支部長 重田紀元

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