令和3年9月号 うら面「歴史から学ぶもの(正義とは…、どのように人生に活かすか…)」
“かつてヒトラー率いるナチスドイツは欧州の国々を侵略、600万人と言われるユダヤ人を虐殺した。
同じ時代、日本はアジアの諸国を侵略した”などと言われます。ただ、こういう書き方をすると、日本
やドイツの行った『罪(?)』ばかりがクローズアップされますが、あくまで戦勝国の論理(勝てば官軍…)
であり、連合国側に罪はなかったのか?と言えば、“アメリカの戦闘機が逃げ惑う女性や子どもを機銃で
撃ち殺した”などという証言は至る所から出てくるでしょうし、原爆の威力を知るために、数カ所の候補
地は爆撃をしないで残しておいて、“広島にはウラン型、長崎にはプルトニウム型と、違う種類(威力の検
証)の原爆を投下し、日本人を実験材料として 大量虐殺した”ことなどは、どんな理由を付けても許され
ることではありません。ただアメリカに限らず、当時の帝国主義の中で生き残っていく(負ければ、アジ
ア・アフリカなどの国々のように植民地にされる)ためには、どこの国もきれい事を言っている訳にはいか
なかったのです。
「あすなろ」で何度も取り上げたように、戦後日本は戦勝国によって裁かれ『戦争犯罪国』として、再教
育され中国や韓国を初めとした国々に多額の賠償金を支払わされました。ドイツやイタリアも同様に多額
の賠償金を支払わされましたが、今ではかつての敵国とも友好的な関係を築いています。しかし日本は、
戦後76年が経過した現在でも、隣国(韓国・北朝鮮・中国)との関係はあまり改善されていません。特に(文
在寅大統領になってからの)韓国は、過去の時代背景を理解しようとせず、都合の良いところだけに自ら
の価値観を当てはめ、未だに日本を貶める活動をしています。先日も「福島原発のトリチウム汚染水を
海洋放出する」という閣議決定がなされると、韓国の大統領自ら、日本の非道さを訴えました。ところ
が韓国は、自国の原発から日本の放出しようとしている15倍以上の濃度のトリチウム汚染水を海に放出
していることを指摘され、途端にトーンダウンしました。慰安婦問題も、領土問題もずっと同じような
対応をしてきています。かつては“韓国が不満を漏らすと、日本が譲歩する”という最悪のパターンが日
韓外交の常でした。そのために韓国は「わがままを言っていれば、そのうち日本が折れてくるだろう」
と過去の政策を踏襲し、未だに対日政策を改めようとしません。しかし、安倍政権以降(徴用工判決か
ら)、韓国からの理不尽な要求をはっきりと拒否するようになりました。文政権は再び理不尽な世界に向
けた広報活動(五輪で提供される福島の食材や花束にまでケチを…)を再開し“ウソも100回言えば真実に
なる”を実践し続けています。
過去は変えることができません、また今のように情報が自由に手に入れられる時代と違って、過去の
全ての事実を知ることもできません。だからといって、自国に都合の良いように真実をねじ曲げたりし
ていいはずがありません。過去を認め・反省し、これからの未来のための教材として利用していかねばな
らないのです。日本人も、いつまでもアメリカ中心とした連合国に都合の良い歴史観、押しつけられた
犯罪国意識を持ち続けるべきではありません。染みついてしまった『敗戦国根性』を持ち続けている限
り、まっとうな外交などできるはずがありません。過去にけじめを付けて、新しい関係を作り『未来を
生きていく』意識を持たねばなりません。教育もしかりです。敗戦以来、学校現場でも“日本は悪い事
をした”という前提で歴史を教えていました。ところが、実際にいろいろなことを調べてみると“どう
考えても理屈に合わないこと”がいろいろと出てきました。我々の人生の中で、(国の)歴史から学ぶこ
とはたくさんあります。しっかり学び、考え、鍛えて自らの安全と平和を勝ち取っていかなければな
らないのです。
最近、SNS(匿名性をいいことに)で有名人に対する誹謗中傷で自分のイライラを解消したり、無差別
に女性を刺したり…こんな人・報道が増えてきました。なるべく多くの人が、若いうちに『心』や『体』
を鍛え、自分の人生を作り上げる意識を持つ必要がありそうです。

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