令和5年4月号 うら面「WBCが終わりました」
普段あまり野球を見ることのない私も、今回ばかりはTVに釘付けでした。
全ての戦いが、ハラハラドキドキ。特に決勝戦では、日米両国の国旗を大
谷・トラウト両選手が掲げて入場。その2人が、9回2アウトで優勝をかけ
て対決、と漫画ですら出来過ぎのようなシーン。特に、常に少年のように
野球を楽しむ大谷選手の姿は、私たちに大いなる気づきと感動を与えてく
れました。
野球に限らず、スポーツで最も大切なことは『勝つこと』です。ダル
ビッシュ選手が大谷選手にWBCに誘われた時、何でも持っている大谷選手
に(エンゼルスでは手に入れられない)「優勝がしたい」と言われたそうで
す。今回のWBCを見ていて、本気で優勝(決勝トーナメントは、負け即終了)
を目指すからこその緊張感を、大谷選手は心底楽しんでいるのだ、と感じま
した。イタリア戦では、まさかのバント。後のインタビューで「チームの勝利
に勝るプライドはないです」と、勝つためには何でもするんだという気持ちを
語っていました。「勝つために何でもする」というと、一般的には八百長だと
か汚い手を使う…などのイメージを持ちますが、彼の場合、この何でもが常に
フェアプレーであるところが、多くの人の心をつかんで離さないのです。
最後に、決勝戦直前のミーティングでの大谷選手のスピーチです。「僕から
一個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたり、
センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり、
野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思う。憧れて
しまっては超えられないので…、僕らは今日超えるために、トップになるために来
たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」
「さあ、行こう!」 何とも素敵なスピーチですね。
人生いろんな時が…
「何でも思い切ってやってみることですよ、どっちに転んだって人間、野辺の石ころ
同様、骨となって一生を終わるのだから」これは、我が家のトイレの壁にかかってい
る、坂本竜馬の言葉です。人間の悩みの多くが“自分の力では、どうしようもないこと
を、どうにかしようとしている事”“まだ分からない未来についてあれこれ悩む事”から
始まっている気がするのです。今確実に分かっているのは“人間には寿命がある事”くら
いです。私たちにできることは、今できる具体的なことを、実際にやってみることです。
やってみれば、必ず具体的な答(課題)が見えてくるはずです。何もしないで明日(未来)を
思い煩っても、何も変わりはしません。もう一つは、表面でも書きましたが、やるべき事
の中に『喜び』を見出すことです。ほんの僅かでも、楽しいことがあれば、人間いろいろ
なことを続けていけるものです。
できれば、人生そのものを楽しんでいきたいものです。

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