令和5年8月号 うら面「全国大会が終わりました」
例年8月に実施されている國際松濤館空手道連盟の全国大会が、
7月の8日9日の両日、代々木の第二体育館で実施されました。
今年は世界大会が8月に実施されるためです。7月初旬の開催は、
夏休み前で中学生や高校生はテスト期間中ということ、さらに全小
や全中の大会・インターハイ(予選?)とぶつかってしまったことによ
り、例年より参加者の少ない大会でした。
試合あるあるに“優勝者は一番強いが、準優勝者は2番目に強い訳
ではない”というのがあります。実力は2番でも、1回戦で優勝者と
あたってしまえば、その人は「1回戦負け」となってしまいます。
当道場の参加者でも、試合を見ている限り、ベスト8かそれ以上に入っ
てもおかしくない、という生徒も組み合わせの不運によって、途中で敗
退してしまいました。
そんな中、中学生女子組手の部で我が道場の中学生女子が見事に優勝し
ました。決勝戦では0対2と圧倒的に不利なポイントから、3ポイントを
連取しての優勝。その精神力は見事というしかありません。私がいつも道
場生に言っている「気持ちだけは負けない」を実践してくれました。
勝負は時の運ですから、勝ち負けは仕方の無いことです。問題はその後
です。大会出場という機会を、ただ「試合に行ってきました」で終わらせ
るのか、何かを学び以後の生活に役立てられるか、ちょっとした気持ちで、
それからの生活が変わってきます。大会初出場の我が道場の小学生男子、
鋭い威力のあるパンチと素質は十分ありながら、未だ本来の力を発揮するだ
けの技術が備わっていません。
しかし、試合では見事に1回戦を突破。試合での経験が、彼のやる気を目覚
めさせたのか、稽古に臨む姿勢が明らかに変化してきました。
このまま稽古を続け、基本をしっかり身につけてくれば、いろいろな大会
での勝利も見えてきます。「人間顔じゃないよ」と言っても、やっぱりイケ
メンの方がもてるのと同じで、「試合に勝てなくてもイイじゃないか」と言
われても、やっぱり『勝利』というのは勝負の醍醐味です。
子ども達の活躍に加え、三木指導員と鎌田指導員がぞれぞれマスターズ第
一部とマスターズ第二部の組手で優勝しました。大会のパンフレットの後ろに、
過去の大会の成績上位者の氏名が載っています。今年の43回大会の優勝者3名
は来年の大会パンフレットに名を刻みます。
今の道場生が稽古に励み、来年の全国大会(今年の関東大会も)に出場し、活躍し
てくれることを望んでいます。

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