令和4年2月号 うら面「太平洋戦争開戦から80年」
昨年の12月8日で、日本が泥沼の戦争に向けて突き進むきっかけとなった「真珠湾攻撃」
から丸80年が経過しました。一部TVでは、太平洋戦争の特集番組が流されていました。
残念ながら日本人の歴史観は、アメリカ占領時に行われた教育によって植え付けられたもの
で、多くの日本人はその呪縛から逃れられずに、今日を迎えています。
アメリカの国立公文書館には、過去の様々な文書が保存されています。それらの文書は、
内容によって公開されるまでの年数が決まっています。中でもウルトラトップシークレット
と呼ばれる機密文書は60年間非公開です。逆を言えば60年経った文書は公開されるのです。
これはアメリカの素晴らしいところで、どんな文書もそのまま保管し“その善し悪しの判断は
歴史の検証に任せる”のです。日本のように、時の政権にとって「都合の悪い文書」を改ざん
してしまうのではなく、その政府にとって「不都合な文書」も、そのまま残しておくのです。
それによって後世の人達は、その時代の事実を知ること、それが正しいことであったかどうか
を検証することができます。
太平洋戦争開戦時の米国大統領ルーズベルトは、第一次世界大戦の反省を元に「戦争はしな
い」を公約として当選しました。ところが彼は、経済の活性や諸々の事情から日本との戦争を
計画していました。いろいろな工作(ハルノート等)により、日本はアメリカとの戦争を避ける
ことができない状況に追いやられました。
日本がハワイの真珠湾にあるアメリカ艦隊を攻撃にくる情報をつかむと、老朽化した戦艦アリ
ゾナ他数隻の軍艦を真珠湾に残し、最新鋭の航空母艦(以後の戦争で航空機は不可欠)を中心と
した艦隊は「臨時の訓練」という名目で、東太平洋に避難させました。(自国の大統領によって
人身御供にされた)2,400人の犠牲者を出し「宣戦布告」の遅れから“卑怯な日本がだまし討ちで、
無実のアメリカ国民を大量に殺戮した”として「リメンバーパールハーバー」を合い言葉に、アメリカ国民
を一気に戦争へと駆り立てました。結果は、当初から分かっていた通り、日本の敗北。
あとは教育により、アメリカの行為の正当化を行い「日本は悪い事をした」という筋書きを日本
人に植え付けました。
アメリカの(保管されていた文書の)お陰で、ある程度歴史の真実が知られるようになりました。
『正義』というのは、時代や社会背景・立場によって変わるものですから、開戦当時のアメリカ
(大統領)を非難することより、当時、そしてその後の歴史をしっかり検証することにより、現在、
そして未来を考えていくべきです。
残念ながら我が国の周囲には、その事実すらねじ曲げ「嘘も100回言えば真実となる」と、教科書
まで作り上げ、国民に教育している国もあります。
日韓関係がぎくしゃくして数年経ちますが、戦争終了から年月が経ち、当時の様子を知る人が少な
くなるにつれて、学校で教えられる(嘘の)歴史が国民に浸透していき、それが事実と認識されるよう
になり、ますます関係改善が難しくなっています。
日本には「言わぬが花」等という諺もありますが、やはり宣伝(発信)は大切(韓国などは諸々のロビー
活動にも、多額の国費を使っています)です。隣国が世界中に(でっち上げを含めた)戦争時の悪行?を、
ことある毎に発信し続けています。日本人は(嘘なんだから)と、静観していますが、真実を知らない世
界の人々は「だまっている(反論しない)ということは、真実だから」と思うのです。
表面で述べたように、ほんの少しでも世界の情勢を知る努力をすべきです。この素晴らしい国を作っ
てくれた、過去の人達への感謝と尊敬の思いを失ってはならないのです。
自分の人生も同じ、何事も無関心であってはならないと思うのです。

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