令和4年12月号 うら面「中流(集団)意識にしがみつく日本人」
TVのCMで「血圧130以上は○○茶を」みたいなものが流れることがあります。こん
なCMを何度も聞いていると、いつの間にか「血圧が130を超えたら治療しなければ
ならない」気持ちになってきます。でも、やせた人もいれば太った人もいる。若い人
もいれば年寄りもいる。いろいろな人間がいる中で、「血圧130」という平均値?に
はほとんど意味がありません。それどころか、この手のCMは客に恐怖心を植え付け壺
や印鑑を販売しようとする霊感商法と何ら変わりない気がします。
こういった『集団の意識作り』は、何も商品にだけ当てはまるものではなく、世界中
で『教育』という名で実施されています。特に日本は、江戸時代という長期間の平和に
より、庶民の文化レベル(特に識字率)は世界最高水準であったと言われています。そのお
陰で、明治維新から始まった近代化は、世界に類を見ない速さで達成されました。また、
第二次世界大戦で敗戦国となり、アメリカの占領を受けた時もGHQの教育(数ヶ月前まで、
日本人を無差別に殺戮していたアメリカ人を、世界一大好きな外国人に変えた)が滞りなく
進められ、現代の繁栄を手にしました。民主主義国家アメリカの占領教育のお陰もあり、
我が国の歴史認識は(アメリカに都合の悪い点を除いて)、そこそこ『まともなもの』とな
りました。戦争に勝ったわけでもないのに戦勝国となったT国やK国などの国々は、歴史
の事実を歪曲し自国に都合の良いストーリーをでっち上げ、それを元に国民の教育を行い
ました。「嘘も100回言えば真実」の言葉通り、戦後75年もその教育を続ければ国民に
とっては真実。ですから未だに一部の国とは歴史認識に齟齬があり、友好的な国際交流の
妨げとなっています。
阿部元総理の銃撃事件をきっかけに浮上した、元統一教会の献金問題。関わった政治家の
弾劾、今は二世信者の話題から「法改正をして世界平和統一家庭連合をぶっ潰せ」まで、
世論が誘導されています。個人的には、自分(家族)の生活を犠牲にしてまでも、せっせせっ
せと韓国にお金を送り続ける人間の愚かさには呆れてしまいますが、『信仰の自由』という
大きな柱に(一時期の感情にまかせて)、足かせをはめることには、素直に賛成できないのです。
旧統一教会と密接な関わりがあった、とされる山際大志郎経済再生相が更迭されました。特別
に何らかの利益供与をした訳でもなく、ただ“応援されていた”“説明の仕方が悪い”ことが理由
です。旧統一教会を脱会した信者や二世信者らは、いつの間にか『被害者』と呼ばれ、本人の
責任は一切追求されず、「国で救済すべきだ」とまで言われるようになっています。
葉梨康弘法相を辞任に追いやった件もそうです。私が「空手をやっています」と言って、相手
の方から「すごいですね」と言われた時「いや~、美容と健康のために、小さい子どもたちと
体を動かしているだけですよ」とちょっと謙遜して、照れ隠しっぽく言うことって、ごく当たり
前のことだと思うのです。よくよく聞けば、葉梨法相の件もまさにこのパターンだと思われるの
です。身内のパーティーで「では、法務大臣お願いいたします」とスピーチを振られた時「法務
大臣なんて、判子押すだけの…」と自虐ネタっぽく言った、その部分だけが取り上げられ、あた
かも職務不適格者であるかのような報道…。野党議員は「辞めろ、辞めろ」とおきまりの大合唱。
まあ本人の資質にも問題があるかもしれませんが、政治家に求められるのは『政治に関する能力』
です。1ヶ月で3人の閣僚が去る内閣。足を引っ張るだけの野党。“悪いことはしないけど、他人
を批判する以外、何もできない”こんな政治家ばかりになってしまったら、この難しい時代の日本
の舵取りができるのでしょうか?
朝の情報番組で、コメンテーターの Y口M由さんが日本人について“ 哀れなほど盲目的で従順な
民性”と、いらだち紛れ?に言っていた言葉が忘れられません。

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