会報『あすなろ』2013年2月号

支部長会報告

2月9日10日と、東京で支部長会議+指導者講習会がありました。改めて我々がSKIFがアットホームな組織であると感じました。今回の会議で金澤弘和館長が引退し『宗家』に。金澤伸明氏が 新館長となり、村上学氏が主席師範となり、新体制の発足が確認されました。2日目の指導者講習では、型の講習を行いました。内容は順次、指導の中で伝えていきたいと思います。

支部長の独り言 『空手を学ぶ=命を守る方法を学ぶ』

先日も、道場生に話したことですが、日本人観光客で賑わうグアム島で凄惨な事件が起きました。憎むべきは犯人ですが、世界中でこのような事件が後を絶ちません。確率はとても低いものの、 どこかで、このような事件に遭遇することもあり得るわけです。
空手を学ぶ者として、普段からこのような状況を想定して稽古に望むのと、漫然と稽古しているのとでは、大きな差が出てくるのです。例えばグアムの事件ですが、実際にできるかどうかは(その場にいないので何とも言えませんが)別として、普段から極限状態を意識して稽古をしていればもしかしたら、致命傷を負わず命は守れたかもしれません。試合でも同じです。稽古中、常に試合を意識し、相手に対峙しているつもりで稽古する場合と、そうでない場合では、自ずと違いが出てくるのです。極端な発想かもしれませんが、道場で空手を学ぶ大きな意味の1つは『命』(自分と自分の大切な人の命)を守る力をつけること。そんな気持ちで、指導しています。

学問に王道なしという言葉があります。学問に限らず“自分自身の技量アップ”を図る行為は、どんなにお金を積んでも、自分自身が1つ1つ習得していくしかないという意味です。本人に「やる気」がないと、いくら周りが騒いでも、どんなにお金をかけても身につき(伸び)ません。最近道場内の生徒を見ていると、明らかに気持ち(やる気)が変わってきた子がいます。大きな声で返事ができる。気合いが出せる。目が輝く…等々。前号にも書いたとおり、武道の素晴らしさは「運動神経が鈍い」といわれる人でも、熱心に続けることにより、必ず「あるレベル」まで到達できることです。指導者も頑張ります。

ご家庭で一言、空手を学ぶ意味などについて話題に上げたいただければ嬉しいです。

支部長 重田紀元

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