会報「あすなろ」2020(令和2年)年7月号「疑問を持つという生き方」

♫いつか見たい物~鯨のジャンプ~北の国のオーロラ、ありんこの涙、

いつかきっと見れるよね~♫

こんなCMが流れていました。最初に聞いた時「見れる」じゃなくて「見られる」だろって…。

そして「ら抜き言葉」もいよいよ市民権を得てきたのかと。2回目に聞いた時、歌詞が聞き取れ、

えっ…ありんこの涙?元理科教諭としては(蟻に涙腺などあろうはずが…)どうでもいいような所に

食い付いてしまいました。

冗談はさておき、同じような違和感を感じた、サンプル付きのDMがきました。足の裏に貼って寝

ると、体の中の悪い物が吸い出され?体調が良くなる…みたいなことが書いてあり、お約束の体験

者のコメント。もちろん、このコメントは販売側のやらせ。読んでいるうちに、本当にそんなこと

があるような錯覚に陥ってしまいます。ただ、このサンプル付きは、ちょっとたちが悪いのです。

おそらく試供品を貼って寝てみると、翌朝茶色でドロドロの物体が…。単なるコメントだけでなく、

現実に変化が起こる?のです。足の裏から老廃物が吸い出され「何だか足が軽くなった気がする」の

です。これらは明らかにプラシーボ効果(もっぱら思い込みの力によって実際上の効果・影響が表れる

こと)を悪用した商法です。このような商品や、未だになくならない詐欺行為から財産等を守るには

『注意』も必要ですが、ある程度の『知識』が必要となってきます。足の裏は排泄器官ではありません。

なので“貼ったものが翌朝茶色に変化した=それ自体が何らかの要因(温度や水分)で茶色に変わる物質”で

あり足の裏でなくても変化するはずです。と、カッコ付けて知識が…などと言っている私も、世の中分か

らないことだらけです。

スマホやコンピューターなどはなおさらです。先日もアマゾンからのメール(@以降もamazonのなりすま

しメール)を開けてしまい、危ない?ところでした。詳しい人に聞いてメールは破棄しましたが、残念なが

令和という時代は“人を傷つけてでも自分の利益を優先させる人間がいる”という前提で、物事を判断しな

ければならない時代だ、ということです。

言い換えれば、いろいろなことに対して『疑問』を持つ習慣が必要とも言えそうです。

疑問さえ持てれば詳しい人に聞いたりと、そんなに深い知識がなくても、それなりの解決策が得られるはず

です。そもそも我々の文明は「なぜ」と疑問を持つことから発達していったのですから。

『新しい生活習慣』こう言われると、それをすることが当たり前のように感じてしましますが「何のため?」

と、ちょっと疑問を持つと気が付ける事がでてきます。

「人との距離を2mあけましょう」これは?「飛沫が届かない距離」です。でも、ウイルスの保菌者がいなけれ

ば感染することはありません。ただ、ワクチンも特効薬もない現在の状態で感染拡大を防止する方法は、(昔と何

ら変わらず)“人と人の接触を防ぐ(隔離)こと”しかありません。

ですから感染学者の主張するすべての感染防止対策は“感染者がいる”という前提で立てられています。それが拡大

解釈され、海(強い紫外線によりウイルスは数分で死滅)の家の販売員ですら「マスクとフェイスシールドを付け営

業します」と、こんな話になるのです。私たちがすべきは『?と考える習慣』を持つこと。そして、健康に留意し

免疫力(精神力)を養うことです。

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