会報「あすなろ」2024(令和6年)年1月号「新年の目標は…」

あけましておめでとうございます。

暮れには、6家族の保護者の皆様と、忘年会という形でいろいろなお話

をすることができ、有意義な一時を過ごすことができました。そして、

また新たな1年を、皆様と共に元気に迎えられたことに感謝しながら、

今年は、なるべく多くのメンバーが、全国大会・関東大会・千葉県支部

交流会に参加できますように、頑張ってサポートしていきたいと思いま

す。新年といえば、まず思い浮かぶのが「一年の計は元旦にあり」とい

う言葉でしょうか。皆さんは、どのような計画(抱負)を立てたのでしょ

うか?私も若い頃は「1年に1つ、目に見える結果を残していこう」と

目標を立て、有名な仏像を求めて神社仏閣を訪ねたり、色々な資格を取

得したり…とチャレンジしていました。しかし、最近は「とにかく元気

で過ごす」ことが最重要課題になっていて、若い人が「今年はこの資格

を取りたい」などと言っているのを聞くと、自分も何か挑戦していかな

くては…と目標を立てることにしました。まだ先ですが“70歳になった

ら全国大会で「型の部」(70歳以上は組手試合なし)に出場し、優勝を目

指す”そのために、普段の稽古+自分のための型の稽古もやっていこうと

思っています。

子ども達には『夢』を持ち、それに向かって進んでいって欲しいです。

夢というと、大人はすぐに“それは実現可能なのか”という発想をしがちで

すが、今の段階(小中高生)で子ども達には“もし魔法で夢が叶えられるとし

たら、何をしたいか何になりたいか”という基準で夢を考えて欲しいのです。

純粋に未来の予想図を描くことによって、万が一夢が叶わなくても、自分の

やりたいことがはっきり見えてくるからです。そして、現実的には高校3年

生くらいになって、実現可能な人生の目標達成に向けて行動を起こしていけ

れば良いのです。暮れに大谷選手が“小さい頃から「プロ野球の選手になり

たい」という夢を持ち続けたから、今の自分がある”というような話をして

いました。「自分には無理に決まっている」などと考えず、強い気持ちを

持っていれば、どんな夢であっても、それに近づいていくことができるは

ずです。ただ、どんな夢も、健康でないとその達成は難しいものであるは

ずです。ですから、健康はどんな世代にとっても欠かせません。そんな訳

で、今年の目標の1つに“できるだけ我が子を稽古に出させる”という目標

も付け加えて欲しいのです。暮れの稽古では“思い切り突く(拳を当てる)

”稽古や“殴ってくる人を想定して避ける”稽古など、ちょっと変わった稽古

を行いました。今の世の中、かなり物騒で自分に全く非がなくても、通り

魔的犯罪の被害者になってしまうことがあります。いきなり殴りかかられ

たり、ナイフで突き刺されたりなどという時も、目をつぶってしまえば、

そのまま致命傷を負ってしまうことになりますが、よく相手を見ていれば、

避ける(捌く)ことは、さほど難しいことではありません。普段から少しでも

そんな経験(稽古)を積んでいれば、いざという時に相手の動きを注視でき、

最初の攻撃を避け、圧倒的に有利な展開にもっていけるのです。今年は、

そんな稽古も取り入れながら上手さだけでなく『強さ』も求めていきたい

と思っています。

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