令和6年1月号 うら面「やはり楽しい話題が…」

昨年5月からコロナ感染症の扱いが、2類相当から5類に引き下げられ

ました。これにより、今まで中止させられていた各種イベントや、忘年

会が3年ぶりに行われるようになりました。TVでも盛んに「日常が戻っ

てきた」と報道しています。しかし、日本の法律が変わったからといっ

てコロナ感染者がいなくなった訳ではなく、(死亡する人は極端に少なく

なっていますが)ウイルス自体が消滅した訳でもなく、状況はほとんど変

わっていません。それでも人々は、コロナ前の生活を取り戻したことに

喜びを感じ、日常を謳歌しています。ちょっと不謹慎な言い方をすれば、

現在亡くなる方がほとんどいないのは、高齢で基礎疾患を持った人や、コ

ロナに耐性を持たない体質の人が、コロナ蔓延初期の段階で亡くなってし

まったからです。医学はどんどん進化していますが、やはり個人の持つ自

然治癒力(免疫力)が大きくものを言うのです。1つの種が絶滅寸前となっ

た時、耐性のあるものが生き残り、またその種が繁栄していく、といった

ことは何も今回のコロナ流行に限ったこと、人間界に限ったことではなく、

自然界では何度も繰り返し起こっていることで、それによって生物は進化し

ていき、現在に至っているのです。何はともあれ、制限のない生活が戻って

きたことは嬉しいことです。現在、世界中のあちこちで紛争(戦争)が起こり、

食べる物も自由に入らない、いつ死ぬか分からない人々がたくさんいる中で、

我が国は平和で、命の危険を感じることはほとんどありません。という矢先か

ら1日には、能登で大地震、2日には羽田で飛行機事故、今年はどんな年にな

るのでしょうか。不安もたくさんありますが、それでも幸せな国と時代に生か

されていることに感謝しながら、この一年を過ごしていきたいものです。

昨年末から大谷選手の移籍と山本選手のメジャー挑戦の話題で大いに賑わって

いました。野球にはあまり関心のなかった私も、WBCでの日本選手(特に大谷

選手)の活躍を見て、元気をもらってきました。昨年は2度目の肘の手術を行い、

今年は打者のみだそうですが、今年も活躍してくれることを願っています。スポ

ーツ選手の活躍では、明るい話題がたくさんありますが、政治や経済の面では、

まだまだたくさんの問題が山積です。海外で活躍する多くの日本人から、元気エ

ネルギーをたくさんもらい、素晴らしい一年になることを願っています。

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